日本 決済関連分野 市場規模[分野別](兆円, 2018-2025)
公開日:2020年1月27日
ダウンロード
(億円) | 2025 |
---|---|
キャッシュレス関連製品 | 0.5455 |
決済プラットフォーム | 1.243 |
キャッシュレス関連ソリューション | 5.1378 |
2019年の決済関連市場規模は2.8兆円に拡大
消費税増税やキャッシュレス関連施策が影響し、2019年の決済関連市場を2.8兆円に拡大すると見込まれる。
キャッシュレス関連製品市場
モバイルPOSが軽減税率対策補助金による中小規模の店舗を中心とした新規導入により2018年、2019年と好調であり、決済端末が機能拡張や改正割賦販売法などへの対応から2019年、2020年と特需が期待される。長期的には無人化/省人化店舗への取組みが増加することで、継続的な拡大が予想される。
決済プラットフォーム市場
決済方法の多様化に伴い、サービス拡充が進んでおり、参入企業も増加している。キャッシュレス・消費者還元事業によって加盟店での決済端末の導入が無償化されることから、クラウド型決済プラットフォームやモバイル決済プラットフォームは2019年・2020年と大幅な増加が予想される。
キャッシュレス関連ソリューション市場
送金サービスが市場をけん引している。今後は資金移動金額の上限規制の撤廃が検討されており、将来的には1件当たりの取扱金額の増加やFinTech関連の参入企業の増加により拡大が予想される。
2025年には6.9兆円と予測
こうした各市場の拡大により、決済関連市場全体では2025年に6.9兆円となる見込み。