中国 ショートビデオ 市場規模(億元, 2016-2021)
公開日:2019年12月12日
参照元
Revenue of Short Video Sector Broke 45 Bn Yuan in 2018
調査元
iResearch
発行元
iResearch
発行日
2019年8月
2021e | |
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広告 | 999.2 |
その他 | 1110.8 |
参照元
Revenue of Short Video Sector Broke 45 Bn Yuan in 2018
調査元
iResearch
発行元
iResearch
発行日
2019年8月
2018年における中国ショートビデオの市場規模は467億元
2018年における中国ショートビデオ市場の規模は467億元(7,472億円)であった。2017年から2018年にかけ、市場規模が732.8%拡大した背景にあるのが、ショートビデオ上でニュースフィードマーケティングプラットフォームの整備が進んだことや広告主側のショートビデオに対する予算が増加したことなどが挙げられる。
今後も市場は拡大する見通しで、2021年には2,110億元(約3.4兆円)にまで拡大すると予測されている。
(注)1元=16.0円で換算
今後の中国ショートビデオ市場を取り巻く3つのトレンド
調査元のiResearch社によれば、今後の中国ショートビデオ市場は3つの主なトレンドを中心に変化すると考えられている。
トレンドの1つ目は「統合と淘汰」である。今後、ユーザートラフィックはごく少数のプラットフォームに集中し、ロングテールを扱うプラットフォームなどはトッププラットフォームに統合されるか、淘汰されると考えられている。
トレンドの2つ目は「海外市場への進出」である。中国国内の競争環境が激化する中で、ショートビデオプラットフォームを運営する事業者はブルーオーシャンである海外市場への進出機会を模索している。
トレンドの3つ目は「事業拡大」である。事業環境が激化する中で鍵となるのが、各プラットフォーマーとコンテンツプロバイダーとの連携強化だ。今後、プラットフォーマーはコンテンツプロバイダーと連携し、よりハイクオリティなビデオコンテンツを製作することで、コンテンツ供給の安定化と競合他社との差別化を図っていくと考えられる。